えほん館のお店が開店しました。

昨日の8月27日、ようやくお店を開店する事が出来ました!
沢山のお客様が来てくださいました。
沢山のお花やお祝いをいただきました。
皆さま、本当にありがとうございました!

当分の間は、
第一日曜日を除く日曜日のみの営業とさせていただきます。
午前10時から午後6時の営業です。
サークルや学校関係等、団体でのご来店は、
事前にご連絡をいただきましたら平日でもご来店いただけます。

昨日は懐かしいお顔にも再会することが出来て、とても嬉しかったです。
空間作りはまだ完成していませんが、残りはぼちぼち進めて行きたいと思います。
(「まだ完成ちゃうんかい!」と突っ込まれそうですが、開店詐欺の汚名は返上出来ました(笑))

応援に駆けつけてくれたボランティアスタッフの人達が、
歌ったり読んだりしてくれました。
飛び入りで「語り」をしてくださった先生にも感謝です!

皆さま、末永く、どうぞよろしくお願い致します。

 

9月の講演予定・他

1日(金)  京都市 上高野小学校 家庭教育セミナー

2日(土)  全国認定こども園協会「就職フェア2017AllKyoto」
・・・・・・・まめ家 絵本読み聞かせライブ 要予約(TEL 075-366-6926)

4日(月)  京都市 大原野幼稚園「ピッピクラブ」

5日(火)  京都市 大原野幼稚園「ピッピクラブ」

6日(水)  向日市 子育てセンター「すこやか講座」

7日(木)  京都市 洛西

8日(金)  京都市 高野児童館「子育て講座」

9日(土)  京都市 桂保育園

12日(火) 京都市 梅津児童館

16日(土) 京都市 保育士会研修

19日(火) ふれあいほうむ どうぞ 「読み聞かせ講座第2回」

(20日 京都市 洛陽保育園ブックフェア)

26日(火) 京都市 紫野児童館「子育て講座」

30日(土) 京都市 田中宮町町内会

歳をとると涙もろくなる

「歳をとると涙もろくなる」
昔からよく言われていますが、私はその通りだと思います。
いえ、私がその路線にハマってます。
それは「経験」が増えるから。「記憶」が増えるから。
「想い出」が増えるからだと思います。
いえ、思っていました。
映画を観たり、本を読んだり、テレビを見たり、
人の話を聴いたり、あかちゃんや子ども達の笑顔を見たりした時に、
思わず泣いてしまう事があります。
ふと見上げた空に、花や星の美しさに、だれかの声に、泣いてしまう事があります。
いろいろ沢山ありますが、中でも私は歌に弱い!
好きな歌を聴くと、もうダメです。
最近は歌番組を見ないようにしている位です。特に昔の歌は。
古賀政男やフランク永井まで昔ではありません。
かぐや姫やイルカや松山千春やチューリップ位の昔です。
今日まで生きて来れた様々な出来事が一瞬で甦ったり、
旅立った父や大切な人や友人が出てきます。

人は「記憶」で生きている。

私はそう思っているのですが、
どんどん記憶を失くしていく母も、涙もろくなっているのです。
記憶の量は依然と全く違います。
昔の事を忘れ、昨日の事を忘れ、お昼ご飯に食べたものを忘れ・・・
まさに、今に生きている感じです。
「記憶」を、「想い出」を、どんどん失くして行くのに涙もろくなっているのは、
なんでなんだろう・・・。
頭では思い出せない、頭では認識出来ない「記憶」が、あるのだと思います。

頭で覚えている記憶ではない、花田睦子として生きた記憶ではない、
生き物としての「記憶」?宇宙の「記憶」?
みたいなものがある事を改めて感じる今日この頃です。。。

えほん館の本棚完成!

昨日ついに本棚が完成しました。
これには奇蹟の出来事が。
その話はまた次回という事で・・・。
素敵な棚を作ってくださった「スキマ家具屋」さんに山盛りの感謝です!!!

本棚を作ってくださった「スキマ家具屋」のイケメンの方々。本当に感謝です!

 

 

楽しかったーっ!(今日の絵本)

本日、某小学校へ講演に伺いました。
親子一緒の絵本読みと保護者の方へのお話を含めて一時間半。
最初の45分絵本を楽しんで、後半の35分保護者の方にお話をさせていただきました。
驚いたのは、後半の保護者の方へのお話を、子ども達も最後まで聴いてくれていたことです。
途中で動きだしたり喋り出したり遊びだしたりするのが普通なのに。
意外でした。

皆で楽しんだ今日の絵本はこれ。

「かみなりどんがやってきた」(世界文化社)
「うし」(アリス館)
「しってるねん」(アリス館)
「くだものなんだ」(福音館書店)
「だるまさんの」(ブロンズ新社)
「ねこのピート だいすきなしろいくつ」(ひさかたチャイルド)

本当に楽しかった!
そして感動しました!

特に新刊の「うし」は子ども達に読んだのは初めてだったので、その反応が新鮮でした。
この絵本、もちろん普通に読むのはもったいない。
子ども達とやり取りしないと、ひじょーにもったいない。
最初の3ページで先を読み取った子どもがいました。さすが!
この感性と想像力は大人には乏しい。私が見習わないと!
最後のおち(?)も、子ども達は声を揃えていました。さすが!

「くだものなんだ」の中に出てきた「すいか」はくだものなのか?
と質問してくれた小学生。
「図書室の百科事典で調べてみて。ほんで答えがわかったら、クラスのみんなにもぜひ教えてあげて。」と、答えた私。
後ろで校長先生が笑顔で頷いてくださっていました。
それが目に入った私は思わず
「あ、もしかして私、上手に答えられたんちゃう!?」
と思ってしまいました(笑)
実際は、「すいか」が野菜か果物か?自信を持って答えられなかったので、
「上手い事逃げられたー!」と心の中で叫んでいたのです。(情けない大人や)
でもでも、その子は素晴らしかった!
講演が終わった後、すぐに図書室に行って百科事典で調べていたのです。
(開いてる図書室も素晴らしい。)
偶然その場に出くわした私も、一緒に答えを確認する事が出来ました。
ありがとう!子ども!

そしてそして、
「親子で絵本を楽しむことがどこへ繋がっていくのか?」を聴いてくださった保護者の方が、
涙をぬぐっておられました。
なんて素敵なおかあさんなのでしょう!
なんて素直な心を持った大人なのでしょう!
私の方が涙をこらえて話をしていました。

その他にも、主催が学校ではないのに参加してくださった校長先生。
図書館司書の先生。
主となって動いてくださったボランティアの方々のサポートは、
私に話しやすい空間を完璧に創ってくださいました。
皆さんを人として尊敬します。

今日に限らずですが、素敵な大人の人達に出会えると凄く嬉しい。
自分が「死ぬのもったいないやんかーーー!」と思える世の中を創れる大人は、
本当にたくさんいるのです。