自分のために、まとめとこ。

先月後半は、岐阜の保育園での夏祭り、京都の幼稚園でのお誕生会、保育園での地蔵盆祭りと三ヶ所で大勢の子ども達に絵本を読ませていただきました。
中には同じ絵本も読みましたが、反応は全くそれぞれです。
今さら何をそんなこと。
子どもが違うなら当たり前やん!と、思われるかもしれませんが、それだけではないのです。
① 場所
② 状況
③ 目的
④ おとなりさん
これらによって変わってきます。
①場所
いつも子ども達が過ごしているところか、初めて来たところなのか。
人数に対しての広さ。
色々な物が置いてあるか置いていないか。
②状況
フリーに出入り出来る状況か、そうではないか。
③目的
目の前の子ども達が何を望んでいるか。
④おとなりさん
誰と一緒にいるのか。
友達か、家族か、知らない人も混ざっているのか。
同じ子どもでも、これらによって同じ絵本を読んでも反応が変わってくるのです。
一言で言うと「その子が絵本を楽しめる環境かどうか」という事になるのでしょう。
だからこそ、数回子どもに絵本を読んだだけでは、その子の絵本に対する興味や感心度合いは分からないのです。
当然、集団で聞くのと1人で聞くのとでは違いますし、誰に読んで貰うかでも違います。
だからバラバラ。
マニュアルに出来るわけないし、どれだけやっても学ぶことばかりなのです。

『ころころ こーろころ』

『ころころ こーろころ』
みなみ じゅんこ  のら書店

北海道のわらべうたが絵本になりました。

にわとりが「ころころ こーろころ」と気持ち良さそうに揺れていると、

可愛いひよこ達が生まれました。

音言葉(オノマトペ)だけでストーリーが展開していき、最後には親子みんなで「ころころ こーろころ」。
言葉を音で楽しみながら、あかちゃんと一緒に身体を揺らして楽しめます。
あたたかく優しいタッチの絵に読み手の心も癒されます。

あかちゃん絵本には読み手を優しい声にしてくれる魔法があります。
イライラしていても、あかちゃん絵本を読み始めると勝手に声が優しくなっています。
目の前にあかちゃんがいればなおさら確実に、です。
不思議です。

そして、あかちゃん絵本は『あかちゃんの本』ではありません!
あかちゃんから読めますよ~という意味に捉えてくださいね。
何歳でも楽しんでいいのです!

《近藤薫美子・小さなえほん館》イベントのお知らせ

8月3日(土)は、絵本作家の村中李衣さんが来られます。
近藤さんと村中さんの漫才トークに、言いたい放題の高木さんが加わって
スペシャルな企画となっています。
なにが飛び出すか!?お楽しみ~
8月4日(日)は、わたくし花田がお手伝い。
中学生以下無料の夏休みこども向け企画です。
大パネルがやってきて、一緒にかまきりっこを探します!
とは言え、大人もガッツリ楽しめます。
身体を使って絵本を体験すると、より作品が深まりますよ。
アハ体験で脳を活性化しましょう♪

城陽市での講演にて

先週、京都府城陽市で講演させていただきました。
もう10年以上前から毎年呼んでいただいています。

前半は、会場となる保育園の子ども達と地域の親子さんに絵本を読ませていただきました。
私にとっての定番『おはよう!』(ますだゆうこ・文 スギヤマカナヨ・絵 そうえん社)でスタートし、
最近のお気に入り『てじな』(土屋富士夫・作 福音館書店)を皆にも声を出してもらって楽しみました。

普段先生方に絵本を読んでもらっている子ども達は、絵本の楽しみ方を知っています。
読み手の技量など関係なく、絵本を自分のものとして捉え自分で楽しみます。
作者や読み手のことなど考えず、ただ純粋に絵本を楽しみます。
私は子ども達から本当の絵本の楽しみ方(読み方)を教えてもらい続けています。

この日子ども達以上に最高だったのは、ご参加くださった一人のお父さんでした。
『いないいないばあ』遊びで、おばけが消えた時、上空を指さしながら「おばけさん飛んで行ったわ~」と言った私の言葉に、
瞬時に上空を見たお父さんに爆笑しました。子どもより早かった!てか、大人が見るか(笑)

素敵なお父さんは後半の大人向けの話も含めて最後まで私の話を真剣に聞いてくださっていました。
終わってから「来て良かったです!」とまで言ってくださいました。
きっと我が子と日常で絵本を楽しんでくださることと思います。
それが一番嬉しいです!

保育園さんでのブックフェア

本日夕方から保育園さんへブックフェアに行ってきました。
ブックフェアとは、簡単に言うと出張販売です。
保育園のホールが絵本屋さんになります。
大きいダンボール箱が11個。車に積んで出向きます。

ブックフェアで並べる絵本は何でも良いわけではありません。
えほん館おススメの絵本ももちろん持参しますが、それよりも大事な絵本があるのです。
それは、先生方が選んでリクエストしてくださる絵本。
それは、日々先生方が子ども達に読んでおられる絵本なのです!

ブックフェアではどこの園でも、子ども達が自分で絵本を選んでいます。
もちろん親子で見てもらうのですが、子どもが選ぶのを親が見守っておられるのです。
それはその場に並んでいる絵本が先生方のおススメ絵本だからです。
すでに信頼があるからなのです。
子ども達は本当に嬉しそうな顔をして絵本を「お会計テーブル」(私のところ)に持ってきます。
絵本が子ども達の歓びとなっていることがひしひしと伝わってきて、私も満面笑顔になります。
自分が買って欲しい絵本を自由に選べて、すんなり買って貰える。これは嬉しいに決まっています。

ものすごく沢山の絵本が売れました!
それだけ沢山の子ども達が自分の好きな絵本を家に持って帰れたのです。
家で絵本を読んでもらえるのです。
絵本の売上は、子ども達の歓びの時間に繋がっているのです。
売上をお金だけで捉えるのではなく、その向こうを忘れてはいけないと常に言い聞かせています。
その向こうにあるのが、私にとってのお金の正体です。

絵本を買ってもらえるように一生懸命すすめてくださる先生方の姿にはいつもながら感動します。
自分には1円も入ってこないのに、子ども達の豊かな成長に絵本が必要だと思っておられるから、
私以上に絵本をすすめてくださいます。
保護者の方も先生の言葉を信用しておられます。
それが良いですね。信頼関係があればこそ、おススメの絵本も受け入れてもらえるのです。
私が選んだ絵本はすっかりカヤの外みたいな気になりますが、それでいいのです。
絵本とは…そういうことなのです。
そもそも、絵本の大切さを重要視しておられる保育園さんなので、日々の取り組みからして違います。
私は本当に学ぶばかりです。

<図鑑もあります>

<読み物も少し 早速子どもが絵本を読んでいます>

<あかちゃん絵本の一部>

<えほん館おススメ絵本の一部>