<借りぐらし>

忙しーーーーーーいっ!

今の私を表す一言です(笑)
この時期は毎年そうなのです。
それが有難いことなのです。
特に今年は大きな仕事をいただいていて、余計に忙しいのです。
いつも「つぶれかけ状態」が当たり前のえほん館にとっては、ほんとーに有難いことなのです(笑)
そんな仕事以外ほったらかしの毎日の中での先日、雨の日のことです。
朝一番、近くの小学校の全校集会で本の紹介をさせていただき、
(紹介本・絵本「モジャキのくすり」読み物「走れ!カネイノチ」「名犬チロリ」)
一旦帰ってから次の仕事に出掛けようとしたら・・・
ないっ!
表の傘立てに入れておいた傘がない!
しかも私のお気に入りの水玉模様入りのビニール傘。
700円もしたビニール傘。
「貸し出し禁止」と紙までつけていたビニール傘。

・・・盗られた・・・

上桂に引っ越して来て15年。こんなこと一度も無かったのに・・・
ショックでした。
取り敢えずいただいたボロボロのビニール傘をさして出掛けました。
傘が無くなった事がショックだったのではなく、盗られた事がショックでした。
盗る人、いるんや・・・
そんな事を思いながら運転していて、ふと、気付きました。
「盗られた」って、そもそも私のもんやったんか?
お金出して買ったけど、そのお金ももともと私のもんとちゃうし・・・
そんな変な事を考えていて、
この世に「私のもん」ってあるんやろか?
はは、無いやん。ははは。
ってな具合になりました。

あ、そうか!
「床下の小人たち」(一般的には「借りぐらしのアリエッティ」なのかな?)は、
自分の事やったんや!
私が生きてる事が借りぐらしやったんや!
全部、借りてるもんなんや。
と、気付いた私でした。。。

それやったら、セレブ生活出来るくらいの大金貸してー!
(って、ほんまに気付いたんかい!)

面白いことに、
翌日、傘立てに「お気に入りのビニール傘」が戻っていました。
借りたはったんや〜
誰か知らんけど(笑)

(「床下の小人たち」メアリー・ノートン著 岩波少年文庫 シリーズ有り)
04331777[1]

発売前に。

数日前に、絵本児童文学作家のなかがわちひろさんから新刊が届きました。
有難いことに、発売前の出来たてほやほやを送ってくださったのです。
なかがわさんとは、2年前に業界の先輩の紹介で、大学で講演をしていただいたのがご縁の始まりです。
いえ、私の方は作品を通してもっと前から出会っていた「知り合い」だったのですが(笑)

なかがわちひろさんと言えば、「のはらひめ」(徳間書店)「天使のかいかた」(理論社)をはじめ「おたすけこびと」シリーズ(徳間書店)の文章や、「ちいさなあなたへ」(主婦の友社)の翻訳等、とても幅広く活躍されている方です。

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「まほろ姫とブッキラ山の大テング」(偕成社)
小学校へ詰めていた仕事が終わったので早速読んでみました。 が・・・とても面白くて、3日に分けてではありますが一気に読んでしまいました。

わけあって、タヌキの家族に育てられたまほろ姫には、茶々丸というきょうだいがいました。
二人はある日、思ったものに化けるために使う特別な葉っぱを探しに、こっそりとブッキラ山に出掛けて行きました。
ところが、ブッキラ山の大テングを怒らせてしまい、茶々丸が石にされてしまいました。
さあ、大変!
まほろ姫は、何とか大テングに助けてもらおうとするのですが・・・

一言で言うと、「タヌキに育てられたお姫様が活躍する楽しいファンタジー」となるのですが。。
まほろ姫の純粋な勇気とまっすぐな心、大テングとの関わりを通して感じられる「本当の智恵とは何か」。。。等々、
根底にはしっかりと素敵なものがあるのです。
読み終わった後は、何だかとっても嬉しくなりました!
だから、書きたくなってしまいました。。。ふふっ。。。

(11月中旬発売予定・小学校中学年から大人まで)

日本初のセラピードッグ、チロリに涙、涙。。。

<名犬チロリ> 日本初のセラピードッグになった捨て犬の物語
大木トオル (岩崎書店)(読み物・小学校中学年位から大人)

セラピードッグって耳にしたことはありましたが、詳しいことは知りませんでした。
私には絶対無理!と思うようなトレーニングを受け、マスター出来た犬だけがなれるのです。

チロリは団地のゴミ捨て場に子犬と一緒に捨てられていた母犬です。
しかも捨てられていただけではなくて、たれた左耳は折れています。
後ろ足にも障害があるのです。首にはボロボロになった首輪がくいこんでいます。。。

鎖につながれて、残飯を与えられ、飼い主からなぐられながら生きてきたのです。
そしてどこかのオス犬の子を身ごもり、やっかいものとなったため、ゴミのように捨てられたのです。。。

そんなチロリが、まだもっとたくさんの困難を乗り越えて懸命に生きていきます。
それどころか、こんなにひどい目に合わされた人間に、無償の愛をそそいでくれるのです!

後半は号泣でした。。。
児童書とはいえ、普段このての本はあまり読まない私ですが、同業者の店で購入し、読んでみて、チロリが大好きになりました。
会ったこともないのに愛しくてたまりません!

人間、もっとしっかりせなあかんっ!!! って私や!!!

写真: 日本初のセラピードッグ、チロリに涙、涙。。。</p><br />
<p><名犬チロリ> 日本初のセラピードッグになった捨て犬の物語<br /><br />
  大木トオル (岩崎書店)(読み物・小学校中学年位から大人)</p><br />
<p>セラピードッグって耳にしたことはありましたが、詳しいことは知りませんでした。<br /><br />
私には絶対無理!と思うようなトレーニングを受け、マスター出来た犬だけがなれるのです。</p><br />
<p>チロルは団地のゴミ捨て場に子犬と一緒に捨てられていた母犬です。<br /><br />
しかも捨てられていただけではなくて、たれた左耳は折れています。<br /><br />
後ろ足にも障害があるのです。首にはボロボロになった首輪がくいこんでいます。。。</p><br />
<p>鎖につながれて、残飯を与えられ、飼い主からなぐられながら生きてきたのです。<br /><br />
そしてどこかのオス犬の子を身ごもり、やっかいものとなったため、ゴミのように捨てられたのです。。。</p><br />
<p>そんなチロリが、まだもっとたくさんの困難を乗り越えて懸命に生きていきます。<br /><br />
それどころか、こんなにひどい目に合わされた人間に、無償の愛をそそいでくれるのです!</p><br />
<p>後半は号泣でした。。。<br /><br />
児童書とはいえ、普段このての本はあまり読まない私ですが、同業者の店で購入し、読んでみて、チロリが大好きになりました。<br /><br />
会ったこともないのに愛しくてたまりません!</p><br />
<p>人間、もっとしっかりせなあかんっ!!! って私や!!!

 

見えないけれど確実にいる!

 <ちいさなちいさな> めに みえない びせいぶつ のせかい
ニコラ・デイビス文 エミリー・サットン絵
越智典子訳 出川洋介監修 (ゴブリン書房)(5歳位から大人)

 

海の水の一滴に、2000万もの微生物がいる。
スプーン一杯の土の中には、10億もの微生物がいる。
私の皮膚には、地球上の人の数よりたくさんの微生物がすんでいて、お腹の中ときたら、その10倍から100倍もの微生物がすんでいる。。。
どっひゃ〜!

微生物は大きなこともやってのける。
山をすりへらしたり、
崖をつくりあげたり、
海を赤くそめたり、
空を曇らせたり、
雪をふらせたり。。。

どっひゃ〜!

私達は毎日同じことを繰り返しているように錯覚しますが、
世界は常に変わり続けているのです。
私達人間には出来ない仕事が、世界には山盛りです。

偉大なる微生物の役割を、子ども達にわかりやすく伝えるイギリスの絵本です。
(偉大なる微生物の役割を、私にわかりやすく伝えてくれる絵本です。)
絵も素敵なんですよ〜♬

写真: 見えないけれど確実にいる! <ちいさなちいさな> めに みえない びせいぶつ のせかい  ニコラ・デイビス文 エミリー・サットン絵  越智典子訳 出川洋介監修 (ゴブリン書房)(5歳位から大人) 海の水の一滴に、2000万もの微生物がいる。 スプーン一杯の土の中には、10億もの微生物がいる。 私の皮膚には、地球上の人の数よりたくさんの微生物がすんでいて、お腹の中ときたら、その10倍から100倍もの微生物がすんでいる。。。 どっひゃ〜! 微生物は大きなこともやってのける。  山をすりへらしたり、  崖をつくりあげたり、  海を赤くそめたり、  空を曇らせたり、  雪をふらせたり。。。 どっひゃ〜! 私達は毎日同じことを繰り返しているように錯覚しますが、 世界は常に変わり続けているのです。 私達人間には出来ない仕事が、世界には山盛りです。 偉大なる微生物の役割を、子ども達にわかりやすく伝えるイギリスの絵本です。 (偉大なる微生物の役割を、私にわかりやすく伝えてくれる絵本です。) 絵も素敵なんですよ〜♬ 

 

こんな宇宙人に会いたい!

 <宇宙からきたかんづめ> (ゴブリン書房)
佐藤さとる・作 岡本順・絵  (小学校中学年位から大人まで)

いちごのジャムを買いにスーパーへ行ったタツオ。
あちこちさがしていると、ふと、棚の上のパイナップルの缶詰に目がとまりました。
一つを手に取ってみると、あれ?軽い。
缶に描いてある絵も、なんか他のと違う。
タツオが力いっぱい振ってみたその時、
「ふってはいかん!」と大声が。
でも周りはみんな知らん顔。

そうです。缶詰がしゃべっていたのです!
「そっとしておいてくれ!」と言う缶詰の声を無視して、タツオはその缶詰を買って帰りました。

その宇宙からきたという缶詰が語ってくれる5つのお話が、とっても面白いのです。

①タイムマシンは川におちた
②タツオの戸だな
➂いなくなったどろぼう
④おしゃべりなカビ
⑤とんがりぼうしの高い塔

どれも好きですが、特に①。桃太郎の正体がわかります(笑)
⑤は結構深い哲学的要素もあって、これも好きです。
➂も面白かったです。なぜ、どろぼうがいなくなったのか?その理由が最高でした。
「めずらしいSF童話」です。

写真: こんな宇宙人に会いたい!

<宇宙からきたかんづめ> (ゴブリン書房)
 佐藤さとる・作 岡本順・絵  (小学校中学年位から大人まで)

いちごのジャムを買いにスーパーへ行ったタツオ。
あちこちさがしていると、ふと、棚の上のパイナップルの缶詰に目がとまりました。
一つを手に取ってみると、あれ?軽い。
缶に描いてある絵も、なんか他のと違う。
タツオが力いっぱい振ってみたその時、
「ふってはいかん!」と大声が。
でも周りはみんな知らん顔。

そうです。缶詰がしゃべっていたのです!
「そっとしておいてくれ!」と言う缶詰の声を無視して、タツオはその缶詰を買って帰りました。

その宇宙からきたという缶詰が語ってくれる5つのお話が、とっても面白いのです。

①タイムマシンは川におちた
②タツオの戸だな
➂いなくなったどろぼう
④おしゃべりなカビ
⑤とんがりぼうしの高い塔

どれも好きですが、特に①。桃太郎の正体がわかります(笑)
⑤は結構深い哲学的要素もあって、これも好きです。
➂も面白かったです。なぜ、どろぼうがいなくなったのか?その理由が最高でした。
「めずらしいSF童話」です。