<文字のない絵で楽しむ絵本>

「セイウチくんをさがせ!!」
スティーヴン・サヴェッジ 作 評論社

飼育員さんが居眠りをしている間に動物園から逃げ出したセイウチくん。
捕まえようとする飼育員さんから逃げ回るのですが・・・
まるで映画「逃亡者」のように、ギリギリの所まで接近する二人。
みんなにはセイウチくんがわかるかな?

文字が無くてもしっかりとストーリーがわかる楽しい絵本です。
最初のページの「ウインクするセイウチくん」のドアップの絵が素敵です。
ハッピーエンドのラストも良かったです。

(3歳から大人)
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<こんな絵本あります。>

子ども達が大好きな「うんこ」の絵本。
たくさんありますが、この絵本はご存知ですか?

「おー、うんこ」
松下美砂子・文・絵 架空社

あるところに食べるのが大好きなぶたがいました。
魚を食べ、ペンギンのたまごを食べ、太ったひつじを食べ、ぞうを食べ、昼も夜も休まずに食べ続けたぶたは、雲を突き抜けるくらい大きくなってしまいました!
そして突然お腹が痛くなって、とうとう倒れてしまいました。
苦しんでいるぶたの鼻先にやってきた小さな馬。
ぶたは馬から「ある事実」を教えてもらいました。
ぶたが生まれて初めて知った「事実」とは・・・

ダイナミックな一冊です。
(3歳位から大人まで)
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超おすすめ!村上しいこさん講演会

私の大好きな、しいこさんが京都に講演に来られます!
しいこさんのお話は、聴く人の心に衝撃的な感動を与えます。
初めて聴いた時は、想像を超えたお話の内容に、かなり驚きましたが、
本の素晴らしさと本の力をこれ程感じた講演はめずらしいです。
ぜひ、足をお運びください!

村上しいこさんホームページ

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<申込み・問い合わせ>
京都市子ども文庫連絡会
E-mail shikoren_koenkai_2015haru@yahoo.co.jp
TEL 角谷さん(すみやさん)080-5316-9948

店の誕生日

4月29日はえほん館が上桂に移転してオープンした日です。
離婚がきっかけで、伏見から今の上桂に移転したのですが、お客さんには多大なご心配をお掛けしたことを今でも覚えています。
伏見の店を閉店してから、しばらくの間、無店舗でした。
えほん館は無くなったんだと思われたお客さんもたくさんおられたようです。

そんな中、上桂で再びオープンして以来、毎年毎年、4月29日にお祝いに来て下さる方がおられます。
昨日もプレゼントを持って来て下さいました。
1999年4月29日以来、毎年毎年ずーっとです!
まるで、「ずーっとずっとだいすきだよ」(評論社刊の絵本のタイトル)と、
言ってもらっているようです。
4月29日が定休日の年もありましたが、ポストの中にプレゼントとメッセージが入っているのです。
私の感激は、言葉にできません!
だって、ほぼ毎年毎年、私は4月29日の誕生日を忘れてしまうのですから・・・(泣)
最初の時は、「おめでとうございます!」と言われて、
「?????」
「なんでした? 私の誕生日は来月です。」と答えました。
マジで「私の誕生日、まちごうたはるわ。」と思ったのです。
失礼この上ない!
数年が経ってからは、そのお客さんの顔を見て、「あっ!!!今日!」と思い出すようになりましたが。(思い出してどうすんねん!)
わざわざ大阪から来てくださるのです。
昨日も「普段はよその店で絵本を買ってます。すいません。」なんて言われるのですが、とんでもない! 絵本を買う人がいることが嬉しいのに。
毎年来てくださるだけで、感激なのに。
優しいなぁ。。。

お客さんとは言え、20年ほどの付き合いになるので、もう「お客さん」ではありません。
保育士をされているので、店以外の仕事先でお会いすることもごくたまにありますが、
そんな時は友達に再会したかのように喜びが湧いてきます。

来年はちゃんと覚えておくぞ!

経営は下手くそやけど、人生失敗ばっかりやけど、総合的にあんまり進歩もないけど、
私にとっては大きな価値のある「えほん館」です!
そう感じずにいられないものをいただいています。。。☆
感謝!

(写真はプレゼントでいただいた「ケーニヒスクローネのフォンダンショコラ」と「愛媛 旬のちゅうちゅうゼリー はれひめ」です。)

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5月の講演予定

2日(土) 雑貨屋おやつ 「おとなのための絵本講座」(一般参加可)

8日(金)・11日(月)・12日(火) 京都私立大原野幼稚園 ピッピクラブ

19日(火) 京都市梅津児童館 「親子で「えほん」を楽しもう♫」(一般参加可)

20日(水) 横浜市幼稚園協会 研修会 「絵本はライブ」

29日(金) 京都市桂坂児童館 (一般参加可)