出会いはいつだったか、はっきりと思い出せませんが、多分30年近く前。
お客様として出会いました。
でも段々と距離が近付き関係性も変わっていく。
人との時間を積み重ねることはとっても素敵なことだと教えてくださった方です。
こんな風に絵本を通して新しい方とも出会っていきたいと、改めて思います✨
小うめさんの笑顔は20年前と全く変わりがありませんが、より温かさが増しているように感じます。
でも普通の顔をされていても笑顔に見える(笑) 羨ましい限りです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
真希ちゃんのアニメーションに出会ったのは京町家えほん館むむむのオープン間もないときの2階の部屋。
壁いっぱいの表情豊かな動物達、デッサンとアニメの絵コンテ。小さいモニターには蟹の兄弟が映し出されていた。
その前日、アーサー.ビナードさんの新刊絵本「やまなし」の話を講演で伺ったばかりだった私はこのタイミングでの出会いにちょっと興奮していた。
太陽の光を反射して揺らめく水底の美しさ、ちょっとした動きで感じられる蟹の心持ち。デジタルどころか1枚1枚手描きのフルアニメーション…気の遠くなる作業をする人がここにいた。
真希ちゃんは確かえほん館が上桂にあった頃のスタッフだったそうだ。沢山の素晴らしい絵本に囲まれ店長のむっちゃんに鍛えられ(可愛がられ?)磨かれた感性もあるに違いない。
今はオーナーのむっちゃんとは、伏見店からのお付き合い。
その頃購入した「画本宮沢賢治」のシリーズは私の宝物だ。
むっちゃんは絵本「ペツェッティーノ」に出会い助けられたのだという。
今、むっちゃんは絵本との出会いをもたらす人、作る人としてこれからも多くの人を助けていくに違いない。
えほん館出版プロジェクト、応援しています!
おはなし屋
よろずや小うめ