<ウェストール短編集 真夜中の電話>

パソコンにむかうよりも本を読みたい私。
最近読んだおすすめ本を、吐き出すようにご紹介しております(笑)
そんな中で・・・
「やっぱり、好きやわぁ」と実感したのが、
ロバート・ウェストールです!

<ウェストール短編集 真夜中の電話> 徳間書店
ロバート・ウェストール・作 原田勝・訳 宮崎駿・装画

ウェストールといえば読み応えのある長編が多いですが、短編も沢山あったのです。
幽霊が出てくるお話や、意外なラストのお話、不思議なお話などなど9つの短編が入っています。
ウェストールといえば「戦争のお話」が浮かびます。
やはり、しっかりと戦争の傷のようなお話も入っています。

<ウェストール短編集 遠い日の呼び声>も出ています。
訳者(二冊は訳者が違う方なのです)が数ある作品の中から、それぞれに翻訳したい作品を選んだというもの、興味がわきました。

(中学生位から大人まで)

*ウェストールの中で私が一番好きなのは「海辺の王国」です。
悲惨な戦争体験を通して成長していく少年の姿が良かった!
特に、ラストの少年がとった態度には感動しましたっ!
「かかし」「弟の戦争」もおすすめです。
(注:どれも爆笑できるお話ではありません。)

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