<君の膵臓をたべたい>

君の膵臓をたべたい
「君の膵臓をたべたい」 住野よる・著 双葉社

もう止まりませんでした!
読むのも、涙も・・・。
最低限の仕事だけすることにして、2日間で一気に読んでしまいました。
(因みに私は読むのが遅い方です。)

出版された時から、このタイトルが気になって気になって。
そしたら友人が読んだというので貸してもらいました。
今から思えば、ポーカーフェイスで、ふつーに貸してくれたのが良かった!
感情的に何の前ぶれもない状態で読めたのが、この本に限っては本当に良かったです。
真っ白な心でスタート出来たことが。
なのに私は、
「もう、めっちゃ良かった!良かった!」と大騒ぎして人にすすめています。
情けない・・・。
でも、喋らずにいられないのです。
でもでも、内容に関しては一切言わないようにしています。
この本は内容を何も知らずに読むのが一番だと思うのです。
読み終わった後、もう1回読みたいと思った本ってあったかなぁ・・・?
1週間経ちますが、未だに余韻に浸っています。

そんなつもりは無かったのに、意識が変わっちゃいました。
知らない間に変わってしまってました。
生きる事が嬉しい。。。
普通の事が、何気ない事が、当たり前の事が、愛しい。。。
イライラしたり、嫌な気分になる事も、愛しい。。。
主人公の二人に出会えて本当に良かった!!!

 

おいしそ〜♫

子どもと一緒にお料理するなら、こんな絵本はいかがですか?

「おいしいものつくろう」
岸田衿子さく 白根美代子え 福音館書店

小川のそばの家に住んでいるあらいぐまの家の朝ご飯は
「ぱっくりドッグ」
お隣のうさぎの家の朝ご飯は「オムレツ・フラメンコ」
遠足に持っていくお弁当は「おむすびころりん」

とっても美味しそうで楽しいメニューが8つ。
簡単な作り方と一緒にお話も展開していきます。

えほん館誕生と同じ1987年に出版された絵本ですが、全く古さを感じません。
えほん館も古さを感じません。
私は・・・古さを感じます(笑)

幸せな気持ちになる絵本です♫
(4歳から大人まで)

DSCF2765

赤いペン

楽しみな作家さんがデビューされました。
デビュー作は・・・

「赤いペン」 作 澤井美穂 絵 中島梨絵
フレーベル館 1512円 (小学校高学年・中学から大人まで)
DSCF2764

「そのペンは、人間に何かを書かせて、いつのまにか消えてしまうんだって」
町でささやかれる、不思議なペンの噂。
「赤いペン」の噂を調べることにした夏野は、友達に手伝ってもらいながら、
実際に赤いペンに出会った人たちに話を聞いてまわります。
赤いペンの役割とは何か? 赤いペンの真実とは?
ラストにすべての謎が明かされます。。。

この本のキーワードは「物語」です。
一つひとつ、物語のかけらを拾い集めていく夏野たち。
赤いペンはそれを拾った人の、心の奥底に押し込まれてしまっていた、大切な物語を引っ張り出してくれるのです。
ラストがまた良かったです!
文章の流れに多少気にかかるところはありますが、「そんな細かいことは置いとこ」と
思える素敵な物語でした。
亡くなった私の大切な人たちがどこにいるのかも、はっきりとわかりました。
私にとって一番納得のいく答えをもらった気がします。。。

 

 

水木しげるの妖怪なぞなぞめくり!

おもしろい新刊絵本が出ました。
子ども達が楽しめること間違いなしです!

「水木しげるの妖怪なぞなぞめくり 家の中の巻」
「水木しげるの妖怪なぞなぞめくり 山里の巻」(共にこぐま社・1296円)
(「?」マーク形の切り抜きがあるケース入り)3歳位から大人まで

DSCF2766   DSCF2767

くつや ぞうりを ぬぎちらかしていると、よなかに やってくる。
「♪カラリン、コロリン、カンコロリン」と うたいながら・・・。
さて、このようかいは なあんだ?

めくり仕掛けになっていて、めくると答えがわかります。
もちろん、しっかり水木さんの妖怪の絵が描かれています。
遊びながら妖怪の勉強も出来ますよ。

私は妖怪の存在は大切だと思っています。
24時間明るくて「隙間の暗闇」が減っている現在、妖怪の居場所も減ってきています。
見えないものに対する怖さは、自然界に対して畏怖の念をいだくことに繋がっていると思うのです。
大人は人間が一番だと自惚れがちですが、子ども達は違います。
自然界の目に見えない力に対して、ちゃんと本能的な畏怖の念を持っているのです。
「妖怪?あはは。そんなんいるわけないやん!」な〜んて言ってたら・・・

<文字のない絵で楽しむ絵本>

「セイウチくんをさがせ!!」
スティーヴン・サヴェッジ 作 評論社

飼育員さんが居眠りをしている間に動物園から逃げ出したセイウチくん。
捕まえようとする飼育員さんから逃げ回るのですが・・・
まるで映画「逃亡者」のように、ギリギリの所まで接近する二人。
みんなにはセイウチくんがわかるかな?

文字が無くてもしっかりとストーリーがわかる楽しい絵本です。
最初のページの「ウインクするセイウチくん」のドアップの絵が素敵です。
ハッピーエンドのラストも良かったです。

(3歳から大人)
DSCF2681