先週、京都府城陽市で講演させていただきました。
もう10年以上前から毎年呼んでいただいています。
前半は、会場となる保育園の子ども達と地域の親子さんに絵本を読ませていただきました。
私にとっての定番『おはよう!』(ますだゆうこ・文 スギヤマカナヨ・絵 そうえん社)でスタートし、
最近のお気に入り『てじな』(土屋富士夫・作 福音館書店)を皆にも声を出してもらって楽しみました。
普段先生方に絵本を読んでもらっている子ども達は、絵本の楽しみ方を知っています。
読み手の技量など関係なく、絵本を自分のものとして捉え自分で楽しみます。
作者や読み手のことなど考えず、ただ純粋に絵本を楽しみます。
私は子ども達から本当の絵本の楽しみ方(読み方)を教えてもらい続けています。
この日子ども達以上に最高だったのは、ご参加くださった一人のお父さんでした。
『いないいないばあ』遊びで、おばけが消えた時、上空を指さしながら「おばけさん飛んで行ったわ~」と言った私の言葉に、
瞬時に上空を見たお父さんに爆笑しました。子どもより早かった!てか、大人が見るか(笑)
素敵なお父さんは後半の大人向けの話も含めて最後まで私の話を真剣に聞いてくださっていました。
終わってから「来て良かったです!」とまで言ってくださいました。
きっと我が子と日常で絵本を楽しんでくださることと思います。
それが一番嬉しいです!