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絵本「フォックスさんのにわ」

ブライアン・リーズ さく せなあいこ やく 評論社 1400円+税

コロナウイルスの事を最初はとても気楽に考えていました。
でもそうではないことが分かりました。
そしてある日、とても不安になりました。
どうしようかと思ったとき絵本を手に取りました。
それがこの絵本です。

まず絵の美しさに魅かれ、そして物語に引き込まれていきました。
唯一無二の友達を失い、その悲しみから全てが崩れていきます。
一番のお気に入りだった庭を、
「もう二度と、幸せいっぱいの庭にならないなら、恐ろしい気味の悪い庭にしてやろう」
そんな激しい思いを爆発させるフォックス。

どうなるんだろう・・・。
そう思いながら読み進みました。

コロナウイルスからなる経済的な不安に襲われた私とはまた別の物語でしたが、
なぜか、読み終えた瞬間に心が穏やかになっていくのをハッキリと感じました。
驚きました。
今までも、絵本を読み終えた時に心が穏やかになった経験はいっぱいあります。
でもそれは、自分の状況に似た絵本を読んだ時でした。
今回はそうではなかったのに、そうなったのです。
(どうやったし、どうなったんや!(笑))

絵本ってスゴイ!
おまえが今頃言うか!って感じですが、何十年たっても私は初心者です。
絵本って、そういうもんです。
「絵本のプロ」なんてあるのかなぁ。。。
いまだに分かりません。
必要性も感じませんが、やっぱり一番は子ども達かなぁと思います。
でもこれは、大人の方に読んでもらいたい絵本です。
元気がないとき、理由もなくしょんぼりしてしまうとき、気分が暗いとき、
そんなときに読んでみてください。
私にはとても良かったです。

 

「全国大人になっても行きたい わたしの絵本めぐり」

コロナの影響で大変な毎日をお過ごしの事と思います。
皆さまのご無事を願いつつ・・・。

 

「全国 大人になっても行きたい わたしの絵本めぐり」
株式会社 G.B. 1,680円+税

素敵な絵本やさんがいっぱいの中に、えほん館もちょこっと載せていただきました😃
有り難い限りです❗
昔はよく取材を受けていました。
テレビにも出演させていただいた事もありましたが、最近は取材をお断りする時もあります。
自分が変わったからです。
若い頃は「派手な事や目立つ事は宣伝になるから商売の為に出来る限りやるべし」と思っていました。
それは間違いではないと思います。
でもその裏で私には「普通では出来ない事をしている」「私はスゴイ!」という、
勝手な優越感があったのです。
まるで芸能人の仲間入りをしたかのような(笑)
(昭和人間丸出し~ですね。今はYouTube等で誰でも全国どころか世界に向けて登場できるけど、昭和の平均的人間である私はテレビを崇拝していました。)
要は「スゴイ!」と思われたかったから、言われたかったから取材を受けていたのです。
それが本心。
あはは。
薄い人間やな〜と笑った時期もありましたが、それも良しと今は思っています。
人間とはそんなものです。と、思います。私とはそんなもんです。
そう気付いたら、取材を受ける事にどんどん興味が薄くなってしまいました。
今回お受けしたのにも特に理由はありません。何となくです。
一番楽しかったのは、取材に来てくださった記者の方が私の話をいっぱい聴いてくださったこと。
だって、えほん館の33年間の物語を聴いてくださる方なんて、今は誰もおられませんから。
だから凄く嬉しかったです!
今まで出会ってきた人達が、生き生きと甦って来て・・・一人で感動していました。
亡くしてしまった大切な人達は、生きている。私が生きている限り。。。

今回の取材が、こんなに素敵な全国の絵本やさんの中に入れていただける事になるなんて、全く分かっていませんでした。
今、全国にこんなに素敵な絵本やさんがあるとは知りませんでした。
昔からの知り合いの店も有り、最近の知り合いの店も有り、友達の店も有り・・・。
みんな頑張ってはる。凄いな〜。人生の励みになります。
でも知らないお店がほとんど。
皆さんは私とは違う思いで取材を受けておられると思います。
だから、同じ本の中に混ざらせてもらえたことが本当に有難いと思いました。
でも、取材に対する想いは薄くても、絵本・児童書に対する想いはめっちゃくちゃぶ厚いので、申し訳ないとは思っていません。ただただ有難い限りです。
取材を受けてこんな気持ちになったのは初めてです。

で、ご注文も承っております(笑)
全国に発送させていただきます。
1冊の送料 188円
(4月以降の発送は、198円)
代金は書籍到着後、同封の郵便局の振込用紙をご利用いただくか、直接郵便口座にお振込ください。
お申し込みは、ehonkan1987@yahoo.co.jp
又はお電話でお願いします。
075-383-4811
・お名前
・送り先のご住所
・お電話番号
・冊数
をお伝えください。

全国の素晴らしい絵本やさん、ぜひ自分の足で行ってみてください!!

新年のごあいさつを絵本とともに

2017年が明けました!
あけましておめでとうございます。
みなさま、今年もどうぞよろしくお願い致します。

今年は酉年です。
鳥と言えば、
「鳥の島」川端誠・作 BL出版

毎年海の向こうを目指して飛び立って行く鳥たち。
でも、海の向こうにたどり着くことなく海の底へと沈んで行った。
ある年、また一羽の鳥が海の向こうを夢見て飛び立ちました。
大海の真ん中で力尽き、落ちて行こうとするその時・・・

「私たちは先人に守られて生きている!」
この絵本を初めて読んだとき、ものすごく感動しました。
文章だけでなく、絵の力にも圧倒されました。
私もこの絵本の中の一羽であるように思います。。。

みなさんの一年が、喜びであふれますように★

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<絵本講演会に欠かせない2冊>

絵本講演に伺う時に欠かせない2冊の絵本です。
幼児から大人にまで幅広く遊び読みしています。

「やさいのおなか」きうちかつ・作絵 福音館書店 1080円
「くだものなんだ」きうちかつ・作絵 福音館書店 1080円

大人に近付けば近付くほど「正しい答え」を言おうとしますが、
幼い子ども達は「見えたまま」に素直な答えを言ってくれますから、
面白いことこの上なし!
昨日は、向日市の保育士の先生方の研修に伺い、
途中で「やさいのおなか」を遊び読みしました。
子どものような答えを言ってくださる先生がおられて、
こちらが爆笑しましたがとても楽しかったです。

「正しさ」よりも「楽しさ」ですよね。

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「マトリョーシカちゃん」

<ロングセラー絵本の中からおすすめを一冊>

「マトリョーシカちゃん」
加古里子/ぶん・え
ヴェ・ヴィクトロフ/原作 イ・ベロポーリスカヤ/原作
福音館書店 972円 3才から

ロシアのお話ですが、かこさとしさんの著書だとご存知でしたか?
会いたい人が一人の人からどんどん出て来る、とっても楽しいお話です。
この歳になってから人に読んで貰って、わくわくする気持ちを味わいました。

すごいなぁ!
夢があっていいなぁ・・・
すてきだなぁ・・・

昭和の子どもような顔が、これまた何とも安心できます。

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「ソーニャのめんどり」

最近の新刊の中から、おすすめの絵本を一冊ご紹介させていただきます。

「ソーニャのめんどり」
フィービー・ウォール作 なかがわちひろ訳 くもん出版 1400円+税
(5才くらいから大人まで)

ソーニャが自分で世話をして育てた三羽のひよこ。
シャツの下であたためて、水をのませ、糞を掃除して、寝床のわらを取りかえて、
立派なめんどりになりました。
そしてある朝、たまごが一つ産んでありました。
一生懸命世話をしてきたソーニャへのご褒美です。
「ありがとう。いただきます」と、
温かいたまごをほっぺたにつけて、ソーニャはつぶやきました。

ある寒い夜のこと。
ソーニャにご褒美のたまごを最初に産んでくれためんどりが、
きつねに襲われて・・・

きつねを悪者にした命の物語ではありません。

「行動の理由をたどっていけば、なにが「悪」なのかを
簡単にきめつけることができなくなるはずです。
この絵本を読んだ子どもたちが、動物や人間の営みについて考えをめぐらし、
客観的なまなざしをもってくれることを願います」
(作者 フィービー・ウォールのことばより)

きつねの餌食となっためんどりのことを思うとき、
胸がしめつけられるとともに、
その先の「命の物語」を想えるソーニャが、
本当にすてきです!

最初と最後のページでは、
ソーニャが別人のように見えるのは私だけではないと思います。。。

ソーニャのめんどり

 

「別冊太陽 あやしい絵本」

「別冊太陽 あやしい絵本」 平凡社 2300円+税

「奇」「異」「怪」「妖」の四つの字をキーワードに、
「あやしい」絵本がたくさん紹介されています。

「奇」の章では、
・「トマトさん」
・「うどんのうーやん」
・「かようびのよる」
など、27冊が。

「異」の章では、
・「月光公園」
・「ちゃんがら町」
・「カエルのバレエ入門」
など、29冊が。

他にもい〜っぱいの絵本が・・・
実におもしろいです。
あなたは、何を「あやしい」としますか?

あやしい絵本

「月にハミング」

「月にハミング」
マイケル・モーパーゴ作 杉田七重訳 小学館 中学生から大人

私はちゃんと生きれているのだろうか・・・

「ちゃんと」って何かな?
人によって違うけど、「周りや社会がどうであろうと、自分が大切だと思う事を大切に生きているか」という事です。私にとっては。
私の知り合いは、まさにそういう生き方をしていました。
自分が大切だと思うもの・・・
人を愛することや人を信じること、「おかしい」と思う事には相手が誰であっても「おかしい」と言い、世間からは受け入れられない人でも自分の哲学を基準に受け入れる。
弱者には限りなく優しく、その事に最後まで責任を持つ。
自分の身を削ってでも・・・。
文章にすると「素晴らしい人」という感じがしますが、実際にこう生きている人は、
多分世間的な一般評価は高くはないと思います。
地位も名誉も財産も、何もないのですから。
いえ、目立つようなものは何もないのですから。
最も本人は「他人の評価」など人生の基準には置いていないのです。
世間の評価の基準こそを変えるべきだと思っている人でした。
私も全く同感です。
キツかったやろな・・・。
それでも、そういう生き方しか出来ない人がいる。
そしてそれに出会った人は、
「大切な事を見失わずに生きていこう!」と思ってしまうのです。
壁にぶつかった時、答えを貰えるのです。
勇気を貰えるのです。
目の前の愛する人を大切にしようを思えるのです。
自分に恥じないように生きようを思えるのです。

この本を読み終えて、私の中にそんな事があふれてきました。。。

「希望の海」でハマったモーパーゴの最新作がこの「月にハミング」です。
「戦争の悲劇と感動の秘話」と帯に書かれていますが、それらを通して、
「行い」の素晴らしさを感じました。
もちろん、その根底には「意志」があるからこそですが。

新しい言葉も貰いました。
「記憶は神の恵み。おぼえているのがあたりまえではないんだって、(後省略)」
大切に想う人の事を忘れられないのは「恵み」だったのですね。

「ウィートクロフト家の家族や、メリー・マッキンタイアや、ヴィルヘルム・クロイツのような人間がいるかぎり、この戦争が終わったら、また世界は幸せな場所にもどるにちがいない。」
今も、この時代もそうだ!と思い感動しました。。。
(これについては読んでみてください)

これが実話だと知りビックリしました!
作者自身の物語なのです!

月にバミング

NO.6(ナンバーシックス)

やっと最後まで読めた!
「NO.6」 全9巻 あさのあつこ著 講談社(小学校高学年から・中学生以上なら尚おすすめ)

2003年に出版された時に面白くて読み始めたのですが、約1年に1巻のペースでしか出なかったので、2008年に出た7巻目で止まってしまっていたのです。
8巻目を読み始めた時にはそれまでの話を覚えていなくて、「これじゃあもったいない。完結したら最初から読もう。」と決めました。
2011年に完結しましたが、今まで手付かず。
その間に、文庫が出るわ、コミックが出るわ、アニメ放送はされるわで、
私より子ども達の方が知っているという状況になってしまいました。
でも、この物語にはなぜか魅かれていたので、やっと今年の2月から読み始めました。

あさのあつこさんの作品との出会いは「バッテリー」シリーズです。
そしてその「バッテリー」の映画が上映される少し前に、あさのさんの講演を聴きました。
あさのさんと私に、唯一確実な共通点がありました。
「少年好き」という所です。
不安定だけど、危険なほど真っすぐな、不器用な少年たち。
あさのさんの話を聴いている途中に、
あ、私って「少年好き」やったんや!
と気が付いたのです。
あさのさんが描く少年たちは素敵です。
「バッテリー」の、巧(たくみ)にはもちろん魅かれますが(映画の巧は、私にはあかんかった〜(笑))
私は「NO.6」の、紫苑(しおん)とネズミ(*少年です)に魅かれます。
特にネズミ!

・・・少年の話ではない。本の紹介でした(汗)

理想都市、聖都市として創られたNO.6。
その理想郷が、少しずつ歪んで行く。
でも人々は「充分なモノ」を与えられる事に慣れきってしまい、「幸せな人生」を与えられる事に慣れきってしまい、自分で考える事をしなくなっていた。
エリート社会で生きていた紫苑と、その外側で生きて来たネズミ。
相容れない二人が出会った時、崩壊と再生が始まる・・・。
(因みにシリーズ累計100万部突破のSFシリーズだそうです。)

人が大量に殺されたりする場面(?)があるからか?私の周りでは好みが分かれます。
特に沢山児童書を読んでいる人には不評だったりします。(私の周りだけの狭い範囲です)
でも、私は好きなんです〜♪
とんでもない現実にいるのに、二人の少年たちは「生きる」のです!
後悔や、憎しみや、愛を抱えたまま、
自分の意志で生きるのです!
少年のままで生き抜くのです!
純粋無垢な紫苑と、恨みを溜め込んで生きて来たネズミ。
お互いに魅かれあう二人。
でもネズミはそれを認めない。(ほんとは自覚しているのに認めたくない)
全く違う二人は最後まで相容れないのですが、私から見たら、充分に「共に生きている」のです。
そこにクイクイ魅かれていきました。
昨夜読み終えた後、しばらくボーっとしていました。
二人の事を想いながら眠りに付きました。
ちょっとした寂しさを感じながら・・・。

こういう長い物語を読むと、そこに行っている時間が多いから、別れるのが辛くなる時があるのです。
もっと二人といたかったなぁ・・・。
でも今朝、素敵な言葉をもらいました。

「物語は、「私の心のポケット」にしまい込まれた」のだと。
そして「「自然に」出てくる」のだと。

胸に染みました。。。
紫苑とネズミは、私の中で私が生き続ける限り一緒に生きる。
いえ、私と混ざったのかも(笑)
本を読み終えた時に別れたのではなかったのですね。。。

話は「少年好き」に戻りますが(笑)
最初に惚れたと自覚があるのは、今から20年程前。
「乱世山城国伝」(後藤竜二・著 新日本出版社 中学生から)の九郎です。
九郎の話で、同業者の仲良し店主(もちろん女性)と盛り上がったのをハッキリと覚えています。
「九郎!カッコイイですよねーーーー!」
「カッコイイ!カッコイイ!」
「最高ですよね〜💛」
「惚れるよね〜💛」
「男前やし!」
「そうそう!」
後で思ったのですが、どこに容姿が描かれていたのか(笑)
中学生以上の読み物で挿絵は一切ありません。
人物像は物語から伝わりますが、顔までは・・・。
なのに二人共自分勝手な九郎を存在させてしまっていたのです。
きっと二人が思い描いている九郎は、全く違う人物だったことでしょう(笑)

他には、「一瞬の風になれ」(佐藤多佳子・著 講談社 中学生から)の、連(れん)と新二(しんじ)。
陸上の話です。
これも読んでからしばらくの間は、「連と新二」「連と新二」と言いまくっていました。
これ以来、4K(100M×4)にハマりました。朝原さん達が北京オリンピックで銅メダルをとった時は号泣でした。

それから、「ダイブ」(森絵都・著 講談社 中学生から)の、知季(ともき)と飛沫(しぶき)と要一(よういち)。飛び込みの話です。これもラストは良かったな〜。
これまた今でも飛び込み競技には注目してしまいます。

もうやめます。

夢中になってしまいました・・・(汗)
でも、もっともっと紹介したい人達がいっぱいいます!
少年だけでなく、いっぱいいます!
個性バラバラ、いっぱいいます!
人間以外も、いっぱいいます!

みんな、私のポケットにいるのかなぁ・・・

NO.6

「王への手紙」

不完全燃焼!
昨日は、京都私立朱雀第四小学校へ保護者の方にお話に伺いました。
普段は絵本の話をする事が多いのですが、今日は「読書」についての話だったので、
読み物(児童書)の話も出来るとウキウキして出かけて行きました。
ところが・・・
本の話をすると止まらなくなる私。
頂いている1時間半が足りなくて、大好きな「王への手紙」の話が出来ませんでした。
久しぶりに児童文学を伝えられる機会だったのに。
そこまでたどり着かなかった(泣)
不完全燃焼なので、ここに書くことにしました。

「王への手紙」上・下 トンケ・ドラフト作 西村由美訳 岩波書店(中学生~)
は、私の生き方を変えた大切な本です。

ーーー 騎士になるための最後の試練の夜。16歳の見習い騎士ティウリは、見知らぬ男に重要な手紙を託された。思いがけない使命を与えられ、大山脈のかなたの隣国へと向かったティウリの行く手には、陰険なスパイやさまざまな陰謀が待っていた。。。---

10年前に読んでから、確実に人生が変わりました。
私の好きな冒険ものなので、読み始めたら止まらなくなる面白さでした。
ラストも素敵でした。

読み終えて幾日か経った頃、ハッとしたのです。
「たった16歳の少年が隣の国の王様に内密の手紙を届けるなんて、とても出来そうにない事をやる羽目になったけど、ティウリがやった事は、いつも「目の前のこと」に対してだけやったんちゃう!?」
途方もない目標へと矛先は向けているけれど、彼がやったのは「今、自分の目の前にある事をどうするか」。
ただそれだけ。
それが結果へと結びついていく。

彼に出会うまで、夢を持ったり目標を持ち計画を立てることばかりが大事だと思って生きていましたが、そうではなく、「今、自分の目の前にある事を精一杯やる」事が大切な事だったと、彼から気付かせてもらいました。

その時から、私の仕事の仕方は変わりました。
「損得」を基準にしなくなりました。
大きな仕事であろうが雑用であろうが、目の前にある仕事を目の前にある順にやっていくようになりました。
すると、暇だった当時は、「今日の仕事」が午前中で終わってしまいます。
そしたら午後には「今、見えている明日の仕事」をやりました。
次の日には「今、見えている今週の仕事」をやりました。
その次の日には「今、見えている今月の仕事」をやりました。
すると、「今、見えている未来の仕事」が全部終わってしまいました。
もう、やる事はありません。

どうしょ・・・やる事なくなったで。

その時電話が鳴り、仕事が入って来ました。
しばらくするとまた電話が鳴り、別の仕事が入って来ました。
次の日も、また次の日も。。。

それ以来私は過去にやっていた「目標設定」を完全に止めてしまいました。
私の場合、自分の設定よりも「お任せ」の方が、はるかに面白い人生になっていきます。
私が考えられない素敵な所へ導かれていきます。
でも自分に正直である事は大事です。
「こんな風になりたいな〜♫」という「設定」をして、あとはお任せ。
やる事は「今、目の前にある事」だけです。
目の前にある事が、自分の設定とかけ離れた事のように思えても、
実はそうではないんですよね!
全ては完全に結びついていくのです。ある一点に向かって。
すごいです。感動します。

私はティウリから「宝物」になるメッセージをもらいました。

もちろん、世の中の人がみんな「王への手紙」を読んだら大きな「宝物」をもらえる、
なんてことは全く思いません。
そうではなく、
児童書っていいよ。すごいよ。素晴らしいよ。
という事が言いたいのです。

「生まれてきてよかったんだ、と子どもにエールを送るのが児童文学」

有難いことに、私はエールを送られ続けています。
「物語の力」のおかげで何度人生を救われたことか。

「物語の世界」は遊びに行くところです。学びに行くところではありません。
だからこそ、素敵なことが起こるのです。。。

(ちょっと、スッとした。)

王への手紙トンケさんの挿絵もいい!