まかせたいっ!

<はちうえはぼくにまかせて>(ペンギン社)

午前中、梅津児童館さんで絵本のお話をさせていただきました。
お母さん方に混じって、お父さんが来てくださっていたことに感激!
今日の一番人気は「大型 はらぺこあおむし」(偕成社)だったかなぁ?
クライマックスの場面で、先に子どもがページをめくろうとしたので、優しい笑顔をつくりながら、めくらせまいとしっかりと手で押さえつけていました(笑)
こういうやり取りが楽しいです♪

午後からは、掃除をして表の看板を変えました。
お花も買いました。
・・・が、私はいつもすぐに枯らせてしまうのでお花が可愛そうなのです。
こんな時、トミーがいてくれたらなぁ・・・。
あ、みなさんはトミーをご存知ですか?
そうです。鉢植えの世話をするのがとっても上手な、あのトミーです。
トミーに世話をしてもらうには、ちゃんとお金を払わないといけませんけどね。(^ω^)

 

ありえなーい!

「ある朝 ジジ・ジャン・ボウはおったまげた」(絵本館)

今日は久しぶりに1日お店番をしていました。
朝からけっこうお客様が来てくださり有難い限り。
午後から、プレゼント絵本をじっくり選びに来てくださったお客様がおられ、おかあさんが長時間絵本を選んでおられたので、子どもさんと遊んでいようと手に取ったのが、「ある朝 ジジ・ジャン・ボウはおったまげた」でした。

どうして、ジジ・ジャン・ボウはおったまげたのか!?
ある朝起きたら・・・
なんと!おちんちんがのびていたのです!!!
しかも、半端なのび方ではありません!

4歳の女の子に読みました。
「もっかい!」という嬉しい言葉が!
続けてまた読みました。
「もっかい!」
また読みました。
「もっかい!」
結局5回読みましたが、
「これ、100回読んで!」
思わず「はあ!?」
最後には「はい、ほなこれが100回目な~♪」と、優しい声で言いながら最後の1回を・・・
こんなごまかし方ででええんやろか・・・と、心の中で思いながらごまかしました。(ごめんなさい)

七夕の夜にこんな絵本はいかがですか。。。

「星の使者」
~高名な科学者、数学者、天文学者、哲学者にて物理学者、ガリレオ・ガリレイの生涯~
(ピーター・シス作 原田勝訳 徳間書店)

時の権力者に屈せず、地動説を唱え続けたガリレオ。罪を着せられ、死ぬまで自分の家から一歩も外に出ることをゆるされず、目が見えなくなったあとも、息をひきとるその日まで、自分の考えを人々に伝え続けたガリレオに感動します。
初めて読んだとき、涙が出ました。
私たちは先人達にささえられて生きているのですね。。。

写真: 七夕の夜にこんな絵本はいかがですか。。。 「星の使者」~高名な科学者、数学者、天文学者、哲学者にて物理学者、ガリ  レオ・ガリレイの生涯~(ピーター・シス作 原田勝訳 徳間書店) 時の権力者に屈せず、地動説を唱え続けたガリレオ。罪を着せられ、死ぬまで自分の家から一歩も外に出ることをゆるされず、目が見えなくなったあとも、息をひきとるその日まで、自分の考えを人々に伝え続けたガリレオに感動します。 初めて読んだとき、涙が出ました。 私たちは先人達にささえられて生きているのですね。。。

10月の講演スケジュール

4日(土)  京都府向日市立第2向陽小学校

18日(土) 京都市 御室保育園

22日(水) 京都私立幼稚園協会伏見地区研修会

27日(月) 京都市 久世保育所 (子育て支援事業・親子対象・一般参加可)

29日(水) 京都府城陽市 東部コミュニティセンター (親子対象・一般参加可)
「親子で絵本を楽しもう!」

 

あおいさん

今年の8月に「一粒の雨の記憶」という写真絵本が出版されました。
どちらかというと大人向きの絵本ですが、その著者のやまさきあおいさんとは、25年前からの知り合いです。そのあおいさんが、死ぬまでにやりたかったことだったと作られたのです。

「記憶」って不思議ですよね。
今、私が記憶をすべて失くしてしまったらどうなるんだろう・・・?
昔そんなことを思いました。
自分の名前も、年齢も、生まれてから今日までのすべての事を忘れてしまったら・・・。
花田睦子は消えます。
私の人生=記憶なんだと思いました。
もし、その記憶に「記憶違い」があったとしても、その「記憶違いの記憶」が自分にとっての事実になるのですから、面白いことこの上ない。
この世に真実などないのではないかと思ってしまいます。
生まれて来てからのすべての記憶が無くなると、花田睦子は消えます。
でも、なんの記憶もない名前すらない人間は残っています。
そして、また名前が与えられて別人としての人生がスタートする。
なんて考えたら本当に不思議です。

そんな私にこの「一粒の雨の記憶」が、語りかけてくれたのは、この花田睦子以外の記憶です。
私が今の人生で得た記憶ではない記憶・・・
そう!本来人がみな持っている記憶です。
それはいつから始まっているのか、「この私」ではわからない記憶です。
それに気付くと、他人と思っている人が、自分と自分以外と分けていることが、実は同じ「モノ」で出来ているのだと感じられるのかもしれません。

あおいさんとは、三金会という勉強会で出会いました。
「よたかの星」の絵本を読ませていただいた時に、宮沢賢治が好きなあおいさんから声をかけてもらったのがご縁の始まりです。
それ以来、ずーっと私の大好きな女性となっていますが・・・
まぁ、影響を受けまくりました(笑)
あおいさんは、その容姿からは想像も出来ないくらい、やんちゃな人生を歩いておられます。
そんな彼女からのメッセージ。
良かったら手に取ってみてください。
そして何かを感じてもらえれば、私も嬉しいなぁ。。。

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