12月の講演予定

<12月>

1日(月)  京都市吉田児童館 子育て講座(一般参加可)

3日(水)  京都市立向島南小学校 保護者対象「読書と子育て」

11日(木) 立命館大学衣笠キャンパス(授業内)

13日(土) 京都市西京区 ハシイ産婦人科(一般参加可)

17日(水) 乙訓私立幼稚園協会教員研修

21日(日) 京都市南区 パークテラス桂川「お話会」(一般参加可)

 

 

<大人のための絵本講座>

11月21日(金)午後7時から8時
第二回「大人のための絵本講座」
初めての方でも大歓迎!
何の準備もなくお越しください(^^♪

今回は「絵本の力・お話の力」です。
私の一番好きなテーマです♪
全力でお話させていただきます!

スクリーンショット (3)

成長

何をもって成長とするのか???
それぞれの価値観ではありますが・・・
自分で自分は、成長していると思っています(笑)
但し、後退している部分もあると思いますが(笑)

今日(11月5日)は上高野児童館にお話に行ってきました。
そこで、思わぬ再会がありました!
昔からお世話になっている児童館の先生です。
思えば上高野児童館に呼んでいただいたのも、その先生でした。
その前におられた児童館で出会った先生なので、かれこれ10年位前からお世話になっているのです。

「絵本の素晴らしさを話してまわりたい!」
などと、目標を持ったことは一度もありません。
自分がそんなことを出来るとも、したいとも思っていなかった時代に、
「花田さん、うちで絵本のお話をしてください。」と声をかけてくださった方たちがいます。
今と比べれば、ずっと下手くそな話だったと思います。
いえ、正直自分でも毎回が失敗で落ち込んでばかりでした。
でも、それなのに、また、呼んでくださるのです!
呼んでくださったのです!
有難い。本当に有難い。心底有難い。。。

今の私が在るのは、こうした方々のおかげです。
下手くそでも、失敗ばかりでも、また機会を与えてもらえた。
これはすごい事です!
ダメなものは即切り捨てるという考え方が多い中で、また同じ場に私を迎えてくださるなんて。。。
人の懐の深さを感じずにはいられません!
そんな方たちによって、私は育ててもらいました。
今の私があるのは、出会った方たちの懐のおかげなのです!
今日は、私を育ててくださった内の一人の先生に、久しぶりに再会して、とっても嬉しかったのです!!!

・・・でも、今日も先生は、私がイキガッテ話すのを、ただただ優しい目をして聴いてくださっていたなぁ・・・

あ!
ほんでもって、私を育ててくれている大きな存在はまだあります!
その時々に私の目の前にいてくれる、子ども達です。
特に「人の話を聴く」という概念がまったく無い子ども達には、本当に育ててもらっています。今も変わらず(笑)
何をやっても私を無視する子どものおかげで、今の私があります。
「ちょっとくらい、こっちの立場を考えろ!」と、心の中で叫んだことは何回もあります。
もちろんそれは、子どもが悪いのではなく、私のやり方がまずいのです。
その事をしっかりと教えてくれるからこそ、私は違うやり方を試すことができ、私の引き出しを増やしていけるのです。

これからも、「今、目の前にいてくれる人」をちゃんと見よう!
そんなふうに思いました。。。☆

(写真は「嵐の前に静けさ」です(笑))

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ただ今、サイン本有り。

<お話の名手、杉山亮さん!>

火曜日は滋賀県近江八幡市で、杉山亮さんのお話を聴いてきました。
只今京都に帰ってきたところで、まだ余韻がいっぱいです!

杉山亮さんと言えば「名探偵シリーズ」が有名ですが、他にも楽しいお話がいっぱい出ています。
中でも私が大好きなのが「大工のキムさんのお話」です。
「走れ、カネイノチ!」(講談社・小学校中学年から大人まで・読んでもらうなら低学年からでも)の中に入っているお話です。
そのお話を小学生達に生で語ってくださいました。
読むのとはまた違って、めちゃくちゃ面白かったです。

著書の販売もさせていただき、いつものごとく自分用にサインもいただいてきました。
幸せ。。。

「本はハードで、お話がソフト」という例えに、思わず心の中で「ナイス!!」と叫んでいました。
ソフトであるお話を面白いと思えば、本を手に取るのです。
子どもに本を読ませようとするのではなく、お話の面白さを伝えなければ・・。

小学校×2校、幼稚園、保護者と、一日4回もの講演には、ただただ頭が下がります。
最高の一日でした!
「花田さんが杉山さんの話を聴いたことないなんて、あかんわ!
絶対来てください!本も売ってもらいますから!」
という、いつもお世話になっている滋賀県の方のおかげです。
本当に、感謝でした。。。☆

というわけで、ただ今えほん館には杉山亮さんのサイン本があります。
「のっぺらぼう」(ポプラ社)
「かっぱ」(ポプラ社)
「とっておきの名探偵」(偕成社)シリーズ最新刊
それぞれに、メッセージ付きです♬

(写真は杉山亮さんです。ほんと、素敵なお顔です。。。)

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発売前に。

数日前に、絵本児童文学作家のなかがわちひろさんから新刊が届きました。
有難いことに、発売前の出来たてほやほやを送ってくださったのです。
なかがわさんとは、2年前に業界の先輩の紹介で、大学で講演をしていただいたのがご縁の始まりです。
いえ、私の方は作品を通してもっと前から出会っていた「知り合い」だったのですが(笑)

なかがわちひろさんと言えば、「のはらひめ」(徳間書店)「天使のかいかた」(理論社)をはじめ「おたすけこびと」シリーズ(徳間書店)の文章や、「ちいさなあなたへ」(主婦の友社)の翻訳等、とても幅広く活躍されている方です。

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「まほろ姫とブッキラ山の大テング」(偕成社)
小学校へ詰めていた仕事が終わったので早速読んでみました。 が・・・とても面白くて、3日に分けてではありますが一気に読んでしまいました。

わけあって、タヌキの家族に育てられたまほろ姫には、茶々丸というきょうだいがいました。
二人はある日、思ったものに化けるために使う特別な葉っぱを探しに、こっそりとブッキラ山に出掛けて行きました。
ところが、ブッキラ山の大テングを怒らせてしまい、茶々丸が石にされてしまいました。
さあ、大変!
まほろ姫は、何とか大テングに助けてもらおうとするのですが・・・

一言で言うと、「タヌキに育てられたお姫様が活躍する楽しいファンタジー」となるのですが。。
まほろ姫の純粋な勇気とまっすぐな心、大テングとの関わりを通して感じられる「本当の智恵とは何か」。。。等々、
根底にはしっかりと素敵なものがあるのです。
読み終わった後は、何だかとっても嬉しくなりました!
だから、書きたくなってしまいました。。。ふふっ。。。

(11月中旬発売予定・小学校中学年から大人まで)