火曜日。小学校最終日。
今日は1年生4クラスにそれぞれ絵本と物語を紹介。
今日も面白い事がいろいろあったのですが・・・。
この小学校には6年前から年1回お邪魔しています。
4年前に、「甲子園がくれた命」という本を高学年に紹介しました。
2010年の春に甲子園で準優勝した左腕のエース、山崎福也くん(さん)の物語です。
野球名門校入学直前に、大病となり、成功率10%の手術を受け、奇蹟的に復活し、甲子園で活躍した彼の軌跡の物語です。
先日、新聞のスポーツ欄の片隅に「プロ志望届164人提出」という記事を見つけました。
ふと目にとまり、何気なく読んでみると・・・
「左腕は明大の山崎福也、」という文字が!
あぁ、彼はずっと、やってたんや!
とてつもなく感動したので、新聞記事を切り抜いて、本と共に今の子ども達に紹介しました。
ただの自己満足ですが(笑)
私が子ども達に言わずにいられなかった事は、
「人生は続いていた」ということ。
続けたくても続けられなかった人がいる中で、人生は続いていること。
本になるような人生がある、凄い人がいる、というだけで終わってしまうことではなく、どんな出来事も「点」ではなく「線」に出来るということ。
その人の意志で。。。
短い時間でしか語れなかったけど、「本の中の人」ではなく、
「今、自分たちと同じ時を生きている人」として感じてくれたら嬉しいなぁと思いました。